年下彼氏と甘い恋
奥原さんはすぐに出来上がった。
そして、酔っ払ってベラベラとくだらないことを話していた。
野村君はあからさまにつまらなさそうな一方、陽太は職場が違うというのに先輩たちの輪に入って楽しそうだ。
昔から陽太はこうだ。
誰とでもすぐに仲良くなれる。
そんな陽太が羨ましく思うのだった。
「お前、すげー気取ってる奴かと思ったら、案外普通なんだな」
「俺、普通ですよ。
すっごく普通だと思います」
「ま、普通すぎる遠山の彼氏だからな」
「そうそう、お似合いでしょ?」
陽太、何を言ってるの!?
慌てて止めようとしたが、テーブルの下でぎゅっと手を握られた。
とっさの出来事で手を引こうとするも、ぎゅうぎゅうに掴まれてしまう。
それだけで不覚にも胸が甘い音を立て、身体が熱くなってしまうのだった。