年下彼氏と甘い恋








「「かんぱーい!!」」




クリスマス会が始まって、奥原さんは凄い勢いで酒を飲み始めた。

そして中島さんと楽しそうに話している。

野村君も食べる気満々で、どうやら鍋奉行は私のようだ。

だが、今日は森本先輩が家を貸してくれたし、買い出しも準備もしていない。

だから喜んで鍋のお世話をするつもりだった。

それなのに、



「里佳子はいつもやってるんだから、今日くらいゆっくりすればいいんだよ」



そう言って野菜をざっと鍋に入れた陽太の言葉に泣きそうになった。




でも、ここで惑わされてはいけないと必死に言い聞かせる。

甘い言葉を吐くくらい、陽太にとっては簡単なことだから。



< 236 / 271 >

この作品をシェア

pagetop