年下彼氏と甘い恋





「ご……ごめん……」




謝っても許される話ではない。

私の勘違いのせいで陽太を傷つけただけでなく……




「指輪……」




陽太がせっかくくれた指輪を川に捨ててしまったから。





「指輪……探さなきゃ!!」



「里佳子!?」




後ろから陽太の声が追ってくるが、待っている余裕はない。

今の私に出来ることといったら、指輪を探すことだけだ。


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