年下彼氏と甘い恋
勝てる自信があったから追いかけた。
だけど、敵が凶器を持っているなんて考えていなかった。
ナイフを突きつけられ、ジリジリと後ずさりする。
「ねーちゃん、なかなかいい蹴りだったな」
腹部を押さえた男性が、顔を歪めて立ち上がった。
「でも、俺たち、捕まるわけにはいかねぇんだよ!」
そして、二人同時に私目がけて襲いかかってきた。
私だって、刺されるわけにはいかない。
もっと言うと、負けて鞄を奪われるわけにはいかない!
構えを取り、二人まとめてぶっ飛ばそうと意気込んだ時だった。