年下彼氏と甘い恋
そんな時……
「前園君、かっこいい上に仕事も出来るなんて凄いよね」
女性の甘ったるい声が聞こえた。
そして、その声が「前園君」と言ったことに震え上がる。
続いて、
「ありがとうございます。
でも、そんなことないですよ」
聞き慣れたその声が耳に飛び込んできた。
まさか……
まさか……ね。
必死で平静を装うが、どうしても気になってしまう。
私は身動き一つ取れないまま、その会話に耳を傾けていた。