年下彼氏と甘い恋




チビの陽太を、森本先輩は顔を歪めて見た。




「このガキ、誰だ?」





金髪の森本先輩に凄まれて、大抵の人は怯え萎縮するだろう。

だが、陽太は違っていた。




「里佳子は俺の大事なお姉ちゃんだよ?

俺よりも強い人にしか、あげないよ?」




そう言って、陽太は森本先輩をやっつけたのだ。

けちょんけちょんに。

その後すぐに中学を卒業した森本先輩がどうなったのか知らない。

だけど、私の初恋はこうやって砕け散った。



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