桜樺 -ouka-



それから1ヶ月と半分が過ぎ、それについて会議が行われた。
もちろん、私は隊士ではないから呼ばれない。






四国屋か、池田屋。
新選組は四国屋で会合が行われると睨んだ。
突入は7月8日の夜。今夜だ。





時代を変えてはいけない。わかっている。だけど何もしないでいられるか。






考え事をしていると、総司が後から抱きついてきた。






『総司?』






「ごめん、少しだけこうさせて」






『…………』






総司、自分の身体だからわかってるんでしょ?労咳。総司は池田屋で乱闘中、病に倒れ離脱する。






総司、絶対私が助けるから。


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