心の鎮痛剤を下さい-夜間生涯学習の先生-(実話)
講座21回目
今日は忘れ物をして一度家に取りに戻ったから、学校に着いたのはギリギリだった。


急いで階段を駆け上がると

イスの所に先生が座っていた。


いつもなら教室に入ってる時間なのに、具合悪いのかな?



「梨華のこと待ってた」

先生は私の耳元で小声で言った。


そして、軽くキスした。
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