心の鎮痛剤を下さい-夜間生涯学習の先生-(実話)
後ろのお姉さんと
「勉強した?」「眠れた?」などの
会話をしながら試験中に資料として使うプリントを出した。



先生が教室に入ってきた頃

昼間の学生たちも来た。


私は、あまりの若さに圧倒された。

前の会社にも派遣で十代の子もいたけど、社会人と学生の違いなのか。

それとも、ここの学校独特の雰囲気なのか…。


しばらく、その子達から目が離せなかった。


多分、そう思ったのは私だけじゃなくて、講座の人たちはみんな注目していたと思う。
< 236 / 287 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop