心の鎮痛剤を下さい-夜間生涯学習の先生-(実話)
そのまま手をつないで横になっていると、先生は静かに眠りに落ちて行った。

そっと腕まくらをはずした。


先生、しびれちゃうよ…


寝顔を見つめていると
なぜか涙が出てきた。



このまま一緒にいたら、私は壊れてしまうかもしれない。

だけど、もう少し頑張ってみよう


もう少しだけ


まだ
私は頑張れるから。
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