社会更生ディスカッション
クッソ……。
どうする。
ぐるぐると考えていた時、ブザーが鳴った。
「制限時間になりました。
今現在、部屋に入っていない人を射殺します。
射殺の対象者は2名です」
2名……。
俺はごくりと唾をのんだ。
直近のディスカッションではいなかったのに。
そう思ってモニターを見つめると、
モニターは2分割にされ、銃を持った覆面の男をそれぞれ映した。
そして一人の覆面と、
もう一人の覆面は別々のある部屋へと入って行く。
「……っ、ウソだろ」
それは俺も見慣れた部屋だった。
豪華に飾られた部屋。
整った装備。
豪華な食事。
食事が置かれているのにも関わらず、それを口にした様子はない。
どちらの画面も部屋は違えど、同じ様子を映している。