社会更生ディスカッション
コイツ……。
本当にこの議論を楽しんでやがるのか……。
人の死をものともしない。
「しかも変なものまで釣れちゃったしなあ」
ちらっと俺に視線を送る藤崎。
俺のことを言っているんだろう。
俺も負けてたまるかと、
頑張って身体の神経を集中させて立ち上がった。
そして鋭い目で睨み返す。
すると藤崎はそんな俺の視線を物ともせずに言った。
「まあ、そんな顔するなよ。
生き残れたんだしさ」
俺が藤崎の顔を見たまま黙っていると、
彼は口角を上げて笑った。
「それよりさ……見てただろ?」
低い声が俺の耳元をかすめる。
「は……?」
「昨日の俺らのディスカッション、見てたでしょ?」
「……っ、な!」
「お前、VIPルーム組だろ?」
核心をついたようにそんなことを言う藤崎。