社会更生ディスカッション
「……っ、」
まさか意見を振られるとは思わず、一瞬焦ったが俺の気持ちはこのゲームをする前から変わっていない。
いや、ゲームをした後の方が強い気持ちでそう思っている。
「僕は……そう、思いません……」
震える声で俺はそう言った。
「何?」
男が眉間にシワを寄せて俺を見る。
流されてはいけない。
間違った意見に染められてはいけない。
色んな人の死を見て来た。
仲の良かった人の死や、さっきまで発言していた人の死。
初めてあったけど優しくしてくれた人の死。
みんな生きているのに、モノを壊すように、どんどん人を排除していくシステム。
それが素晴らしいなんて思えない。
俺は絶対流されない。
ウソでもそんな言葉、言いたくない。