この世界は7で終わる
「二人は結婚しているのかね?」
「してないよ。これからさ」
どうやら私がせっせと家事をしていた時に、そういう話になったらしく。恥ずかしげもなくルカは即答した。私はと言うと少し照れが勝る。
それがルカには分かったのか「今更、顔赤くすることでもないだろ」と指摘された。ルカは少しだけ呆れ顔だ。
「だって、他の人がいる前でそんな」
「事実だろ。ーー・・あと、人にお前と結婚するって言えることが俺は嬉しい」
な、未来の嫁さん?余裕さ有り余るルカは私の頭を軽く撫でた。「お熱いことだ、」とヤコフさんの茶々も入って私は赤面しながらむくれるばかりだ。
ルカとは二つ違いの年齢。たかが二つが大きい。いつもはルカが私を引っ張ってくれたから、今こうやってルカを引いてあげながら旅をするのが嬉しい。
「まだ20にも満たないだろう?しっかりした旦那さんだ」
そんな私達を見るヤコフさんの目は揺らいでいた。