腹黒王太子の華麗なる策略
ついにその時が来てしまった。

自分の中で何かがガタガタと音を立てて崩れ始める。

「ちょっと、アン、あんた顔が真っ青よ。大丈夫?」

コレットが心配そうに声をかけてきたが、ショックのあまり何も返答できなかった。
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