契約書は婚姻届
尚一郎が三年に上がった頃、万理奈と崇之の親の会社であるエルピス製薬が、複数の大学病院と癒着していると噂が立った。
社長は潔白だと会見を開いたものの、証拠を持っているという元社員や病院関係者まで現れる。
連日、ワイドショーやニュース番組を騒がしていたらしいが、当時まだ七歳だった朋香の記憶は薄い。
あっという間にエルピス製薬の株価は暴落。
万理奈の親は資金繰りに走り回るが、信用ががた落ちした会社に手を差し伸べる者などいない。
崇之は学校を去ることになり、尚一郎が援助を申し出るも断られる。
その際、喧嘩になったが、おまえとは対等な立場だと思ってたのに違うのかと崇之に云われ、自分の考えを恥じたと云っていた。
どん底のエルピス製薬にやがて、救いの手が現れる。
それがオシベだ。
ただし、条件は酷いものだった。
吸収合併という名の事実上の買収。
役員は全員解雇。
社長は潔白だと会見を開いたものの、証拠を持っているという元社員や病院関係者まで現れる。
連日、ワイドショーやニュース番組を騒がしていたらしいが、当時まだ七歳だった朋香の記憶は薄い。
あっという間にエルピス製薬の株価は暴落。
万理奈の親は資金繰りに走り回るが、信用ががた落ちした会社に手を差し伸べる者などいない。
崇之は学校を去ることになり、尚一郎が援助を申し出るも断られる。
その際、喧嘩になったが、おまえとは対等な立場だと思ってたのに違うのかと崇之に云われ、自分の考えを恥じたと云っていた。
どん底のエルピス製薬にやがて、救いの手が現れる。
それがオシベだ。
ただし、条件は酷いものだった。
吸収合併という名の事実上の買収。
役員は全員解雇。