契約書は婚姻届
“朋香、尚一郎と別れたんだって?
じゃあ、私のところに来なさいよ”
情報が早いというかなんというか。
苦笑いすると返信を打ち込んでいく。
“尚一郎さんがあんな人だとは知りませんでした。
別れて正解。
侑岐さんのところに行こうかな”
すぐにキモカワうさぎがカモーン! しているスタンプが送られてきて、思わずくすりと笑いが漏れた。
“いつでもいらっしゃい。
待ってるから。
それはそうと、お父さんの工場、大変ね。
それでよけいなお節介かもしれないけど、よければ弁護士、紹介させてくれない?”
若園製作所には懇意にしている弁護士はいるが、なにせ先代の友人という高齢なため、今回全く当てにできない。
侑岐が紹介してくれるのなら、渡りに船だ。
“父に相談してみます。
それからのお返事になりますがいいですか?”
“もちろん。
いい返事、待ってるわ”
じゃあ、私のところに来なさいよ”
情報が早いというかなんというか。
苦笑いすると返信を打ち込んでいく。
“尚一郎さんがあんな人だとは知りませんでした。
別れて正解。
侑岐さんのところに行こうかな”
すぐにキモカワうさぎがカモーン! しているスタンプが送られてきて、思わずくすりと笑いが漏れた。
“いつでもいらっしゃい。
待ってるから。
それはそうと、お父さんの工場、大変ね。
それでよけいなお節介かもしれないけど、よければ弁護士、紹介させてくれない?”
若園製作所には懇意にしている弁護士はいるが、なにせ先代の友人という高齢なため、今回全く当てにできない。
侑岐が紹介してくれるのなら、渡りに船だ。
“父に相談してみます。
それからのお返事になりますがいいですか?”
“もちろん。
いい返事、待ってるわ”