2度目のFirst Love
家を出てから時間はあっという間に過ぎていった。
言われるがまま慌ただしく動いているからか、早くもいっぱいいっぱい。
というか、当たり前だけど私以外はちゃんとしたモデルさんでオーラが違う。
場違い。
なんで引き受けちゃったんだろう。
もー帰りたい。
「ココちゃんかーわーいぃい!!」
_グキッ。
く、首が……。
キーちゃんに勢いよく抱きつかれた。
周りをよく見て!
そんな事思ってくれてるのキーちゃんだけだよ!!
「あ、噂のココちゃん?」
噂の?
というかこの人誰…?
「そ! 可愛いっしょ? 手ぇ出したら許さねーから」
「もーキーちゃん! 恥ずかしい!」
「あはははっ! お前キャラ崩壊ヤバ!」
そう言って格好良さと色気を併せ持つ彼は笑った。
「キャラとかねーし」
「ツンツンキャラじゃん」
そうなの?
ツンツン……私の知ってるキーちゃんとは結びつかない言葉だ。
「初めまして。 吉良(きら)の幼馴染みで颯汰(そうた)です」
「そうなの!? 初めまして。キーちゃんの従兄弟の心です。 キーちゃんと幼馴染みって事はうーちゃんとも幼馴染みって事だよね?」
「そうだよ。 俺一人っ子だから、右京にぃの事は本当の兄ちゃんみたいに思ってんだよね」
言われるがまま慌ただしく動いているからか、早くもいっぱいいっぱい。
というか、当たり前だけど私以外はちゃんとしたモデルさんでオーラが違う。
場違い。
なんで引き受けちゃったんだろう。
もー帰りたい。
「ココちゃんかーわーいぃい!!」
_グキッ。
く、首が……。
キーちゃんに勢いよく抱きつかれた。
周りをよく見て!
そんな事思ってくれてるのキーちゃんだけだよ!!
「あ、噂のココちゃん?」
噂の?
というかこの人誰…?
「そ! 可愛いっしょ? 手ぇ出したら許さねーから」
「もーキーちゃん! 恥ずかしい!」
「あはははっ! お前キャラ崩壊ヤバ!」
そう言って格好良さと色気を併せ持つ彼は笑った。
「キャラとかねーし」
「ツンツンキャラじゃん」
そうなの?
ツンツン……私の知ってるキーちゃんとは結びつかない言葉だ。
「初めまして。 吉良(きら)の幼馴染みで颯汰(そうた)です」
「そうなの!? 初めまして。キーちゃんの従兄弟の心です。 キーちゃんと幼馴染みって事はうーちゃんとも幼馴染みって事だよね?」
「そうだよ。 俺一人っ子だから、右京にぃの事は本当の兄ちゃんみたいに思ってんだよね」