俺の花嫁~セレブ社長と愛され結婚!?~
今はもう実家を出てひとり暮らしを始めている大河だが、たまにこうやって私の家に押しかけては、出張のお土産なんかを持ってきてくれたりする。
過去には確か、イギリスの紅茶とか、ドイツのクッキーとか、フランスのチョコレートなどを貰った。なかなかマメなやつである。
が、しかし、今回のお土産はいつもとちょっと違っていた。
「お土産……って、なに、これ……?」
ラッピングを解いてみると、中に入っていたのは高級ブランドのポーチ。
ブランドに疎い私ですら知っている有名なロゴマーク。それがちょっとやそっとでは買えないお値段であることも知っている。
中を開けてみると、マスカラやチーク、グロスやネイル、同じブランドのメイク道具が飛び出してきた。
「どうして……」
「別に。なんとなく。一応お前も女だし、こういう方が喜ぶのかなーと思って」
お菓子が急にブランド品に変わってしまった上に、突然の女扱い。どんな心境の変化なのだろう。
戸惑う私に、ふと大河の笑顔が心配そうなものに変わる。
「いつものお菓子の方がよかったか?」
「や、そうじゃなくて……大河からこんなもの貰うとは思わなかったから」
なんだか照れてしまう。いつもより特別な感じがして、まるで大河が私のことを女性だって認めてくれたみたいだ。
すると、大河は私の頬にかかった髪を持ち上げて、品定めするみたいにまじまじと覗き込んできた。
「どうせお前のことだから、安物使って適当にメイクしてんだろ? してんのかしてないのかわからないくらいのナチュラルメイクだし」
「う、うるさいな」
「もったいねぇ。まぁ、いいんだけどな。変な男が寄ってこなくて済むし」
「良い男は寄ってきてもらわないと困るんだけど」
「俺ひとりいれば充分だろ?」
大河が無邪気にニッと笑う。
深読みしてしまいそうな台詞だが、この顔にたぶん深い意味なんてない。
過去には確か、イギリスの紅茶とか、ドイツのクッキーとか、フランスのチョコレートなどを貰った。なかなかマメなやつである。
が、しかし、今回のお土産はいつもとちょっと違っていた。
「お土産……って、なに、これ……?」
ラッピングを解いてみると、中に入っていたのは高級ブランドのポーチ。
ブランドに疎い私ですら知っている有名なロゴマーク。それがちょっとやそっとでは買えないお値段であることも知っている。
中を開けてみると、マスカラやチーク、グロスやネイル、同じブランドのメイク道具が飛び出してきた。
「どうして……」
「別に。なんとなく。一応お前も女だし、こういう方が喜ぶのかなーと思って」
お菓子が急にブランド品に変わってしまった上に、突然の女扱い。どんな心境の変化なのだろう。
戸惑う私に、ふと大河の笑顔が心配そうなものに変わる。
「いつものお菓子の方がよかったか?」
「や、そうじゃなくて……大河からこんなもの貰うとは思わなかったから」
なんだか照れてしまう。いつもより特別な感じがして、まるで大河が私のことを女性だって認めてくれたみたいだ。
すると、大河は私の頬にかかった髪を持ち上げて、品定めするみたいにまじまじと覗き込んできた。
「どうせお前のことだから、安物使って適当にメイクしてんだろ? してんのかしてないのかわからないくらいのナチュラルメイクだし」
「う、うるさいな」
「もったいねぇ。まぁ、いいんだけどな。変な男が寄ってこなくて済むし」
「良い男は寄ってきてもらわないと困るんだけど」
「俺ひとりいれば充分だろ?」
大河が無邪気にニッと笑う。
深読みしてしまいそうな台詞だが、この顔にたぶん深い意味なんてない。