俺の花嫁~セレブ社長と愛され結婚!?~
ドキン、と鼓動が大きく弾ける。なんて魅惑的な瞳なんだろう。今までこの眼で見つめられて拒めた女性がいただろうか。
危うくそのまま流されてしまいそうになるのを、胸の片隅に残っていた理性が警鐘を鳴らしてくれた。
私がほしいのは、そんなんじゃない。
キスとか、体の関係とか、そういう刹那的なものではなくて。
「違うってば!!」
結婚するなら、愛がほしい。ほしいのは体でも契約書でもなく心なのに、どうしてそんな簡単なこともわかってくれないのか。
「ばかばか! 離して!」
私が体をばたつかせると、大河は驚いた顔でその身をどかした。
「大河がこんな簡単に誰とでもキスとかしようとする人だと思わなかった!」
「違っ――」
「私、結婚に逃げる気なんてないから!」
近くにあった枕を投げつけると、大河はそれを胸で受け止め、あんぐりと口を開いた。
「これくらいで諦めたりしないから! ちゃんと秘書、こなしてみせるんだから!」
「莉依!」
部屋を飛び出そうとした私の手を寸でのところで掴み、青ざめた顔の大河が叫ぶ。
「軽い気持ちじゃない! 俺は本気で――」
「わかったから、もうやめて!」
危うくそのまま流されてしまいそうになるのを、胸の片隅に残っていた理性が警鐘を鳴らしてくれた。
私がほしいのは、そんなんじゃない。
キスとか、体の関係とか、そういう刹那的なものではなくて。
「違うってば!!」
結婚するなら、愛がほしい。ほしいのは体でも契約書でもなく心なのに、どうしてそんな簡単なこともわかってくれないのか。
「ばかばか! 離して!」
私が体をばたつかせると、大河は驚いた顔でその身をどかした。
「大河がこんな簡単に誰とでもキスとかしようとする人だと思わなかった!」
「違っ――」
「私、結婚に逃げる気なんてないから!」
近くにあった枕を投げつけると、大河はそれを胸で受け止め、あんぐりと口を開いた。
「これくらいで諦めたりしないから! ちゃんと秘書、こなしてみせるんだから!」
「莉依!」
部屋を飛び出そうとした私の手を寸でのところで掴み、青ざめた顔の大河が叫ぶ。
「軽い気持ちじゃない! 俺は本気で――」
「わかったから、もうやめて!」