俺の花嫁~セレブ社長と愛され結婚!?~
五着分のサイズを試し終えて試着室から出てみると、いつの間にかそこにいたはずの大河がおらず、代わりにハンガーラックに新しい服がかかっていた。すかさず店員がやってくる。
「新海様からこちらをお渡しするよう言われています」
大河から預かったという服を私は手に取り、再び試着室の中へ舞い戻る。
広げてみると、それはサーモンピンクのワンピース――というよりパーティードレスだった。
胸もとと袖はレースになっていて肌が透けて見える。
膝丈のスカートは肌の上をするすると滑る艶やかなシルク素材で、太股のラインをくっきりと強調させて色っぽい。
値札を見てぎょっとする。さっきのスーツよりもずっと高い。
こんなよそいきの服、いったいなにに使うというのだろう。
試着室から出ると、待ち構えていた大河の服装を見て、またしても驚きたじろいでしまった。
いつの間にか大河も白いシャツの上にフォーマルな黒いジャケットを羽織り、スマートな装いに着替えていた。
「似合うよ、莉依。タグ切ってもらえ」
それだけ指示すると、大河は店員さんの持っていたお会計用の革のトレイにブラックのクレジットカードを置いた。
「で、でも、こんなドレスどうしたらいいか」
「それ着て食事に行こうぜ。就職祝いだ」
「食事……?」
この服で行く食事――それって、ドレスコードありのディナーってこと?
おろおろと困り果てていると、会計を済ませた大河がそっと手を差し出してきた。
「行こう。莉依」
「でも……あの……」
困惑する私の手を強引に取ると、有無を言わさず店の外へと歩き出す。
「新海様からこちらをお渡しするよう言われています」
大河から預かったという服を私は手に取り、再び試着室の中へ舞い戻る。
広げてみると、それはサーモンピンクのワンピース――というよりパーティードレスだった。
胸もとと袖はレースになっていて肌が透けて見える。
膝丈のスカートは肌の上をするすると滑る艶やかなシルク素材で、太股のラインをくっきりと強調させて色っぽい。
値札を見てぎょっとする。さっきのスーツよりもずっと高い。
こんなよそいきの服、いったいなにに使うというのだろう。
試着室から出ると、待ち構えていた大河の服装を見て、またしても驚きたじろいでしまった。
いつの間にか大河も白いシャツの上にフォーマルな黒いジャケットを羽織り、スマートな装いに着替えていた。
「似合うよ、莉依。タグ切ってもらえ」
それだけ指示すると、大河は店員さんの持っていたお会計用の革のトレイにブラックのクレジットカードを置いた。
「で、でも、こんなドレスどうしたらいいか」
「それ着て食事に行こうぜ。就職祝いだ」
「食事……?」
この服で行く食事――それって、ドレスコードありのディナーってこと?
おろおろと困り果てていると、会計を済ませた大河がそっと手を差し出してきた。
「行こう。莉依」
「でも……あの……」
困惑する私の手を強引に取ると、有無を言わさず店の外へと歩き出す。