俺の花嫁~セレブ社長と愛され結婚!?~
「本気のエスコートしてやるよ」
そう言って不敵に微笑む大河の顔には、いつものひまわりのようなあどけなさはない。
例えるならば、気品と風格に満ちた、黒い薔薇。
気高く、優雅な仕草は、いつものちょっとガサツで男の子っぽい大河とはまるで違っていて。
大企業を束ねる社長であり、セレブであり、御曹司としての品格を兼ね備えた表情。
どうしよう、緊張する……。
一歩先を行く毅然としたうしろ姿に、目を奪われてしまう。
不意に大河が振り返り、私の肩を抱いて耳もとで囁いた。
「綺麗だ。莉依」
そのまま大河は私のこめかみのあたりにひとつ口づけを落とす。
わぁっとパニックになってしまった私は、うつむいて身を固くする。
こんな褒め方、いまだかつてされたことがない。
まるで別人みたいでくすぐったい。そしてなにより、ドキドキする。
「お前は肌の色が明るいから、淡いピンクがよく似合うな」
「そう……なの?」
「ああ。普段こんな色着ないだろ?」
「うん……」
「宝の持ち腐れだな」
サラリと言いのけて、肩を抱く手をするすると滑らせ、その下にあった私の右手に自分の右手の指を絡ませる。
「もう遠慮しないって、言っただろ?」
顔を覗き込みながら、困惑する私を嘲笑うかのように挑発的に口の端を上げた。
「脇目も振れないくらい落としてやる」
そう言って不敵に微笑む大河の顔には、いつものひまわりのようなあどけなさはない。
例えるならば、気品と風格に満ちた、黒い薔薇。
気高く、優雅な仕草は、いつものちょっとガサツで男の子っぽい大河とはまるで違っていて。
大企業を束ねる社長であり、セレブであり、御曹司としての品格を兼ね備えた表情。
どうしよう、緊張する……。
一歩先を行く毅然としたうしろ姿に、目を奪われてしまう。
不意に大河が振り返り、私の肩を抱いて耳もとで囁いた。
「綺麗だ。莉依」
そのまま大河は私のこめかみのあたりにひとつ口づけを落とす。
わぁっとパニックになってしまった私は、うつむいて身を固くする。
こんな褒め方、いまだかつてされたことがない。
まるで別人みたいでくすぐったい。そしてなにより、ドキドキする。
「お前は肌の色が明るいから、淡いピンクがよく似合うな」
「そう……なの?」
「ああ。普段こんな色着ないだろ?」
「うん……」
「宝の持ち腐れだな」
サラリと言いのけて、肩を抱く手をするすると滑らせ、その下にあった私の右手に自分の右手の指を絡ませる。
「もう遠慮しないって、言っただろ?」
顔を覗き込みながら、困惑する私を嘲笑うかのように挑発的に口の端を上げた。
「脇目も振れないくらい落としてやる」