白い虎と蝶 ~絆~
興味が無いわけではないんだけど……。
媚び売るとかそうゆう類いの興味じゃないし。
怖くないって言ったら嘘になるけどそこまで怖くないし……。
あの人の方が怖かったし?
それに、少しだけこの人のこと懐かしいって感じている自分がいる。
「で、お前どこの族に入ってんの?M校なら青龍かとも思ったがあそこに女はいない。姫もいなかったと思うけど。強いところなのか?」
「………どこにも」
「はぁ?どこにも?ならなんで、M校に行くんだ?お前、M校がどんな学校か知ってんの?」
「うん」
「なら、なんでどこにも入ってねーんだよ」
「……………」
「言いたくないならいいけど」
「1人だから?」
「そこなんで疑問形なんだよ。お前おもしれーな。そっか、単体か。単体なら相当やべーことやらかしたんだな。お前女のくせによくやるな」
笑いながらいうかなめ。
ほんと笑った顔が犬みたい。
この人はきっと、毎日楽しんで過ごしてるんだろうな。
仲間とかに囲まれて、楽しく……。
そう思うと少し羨ましかった。
でも、かなめは時々どこか悲しいような顔をしてる気がした。