chocolate mint
『何を言っているんだ?』といった様子で不思議そうに首を傾げた青木さんよりも先に、「……はぁ?!」と刺のある声を上げたのは、有紗さんの方だった。
「意味があるも何も、ここはあなたの職場でしょう?!」
「さっきから黙ってばっかりで、ようやく口を開いたと思ったら『ここにいる意味があるのかな』ですって?!」
「ふざけるのもいい加減にしなさいよ!」
有紗さんは、僕を睨み付けながら次々と責め立てるような言葉を浴びせかけてきた。
……どうして、この人はこんなに怒っているんだろう。
目の前で怒られているはずなのに、有紗さんの言葉はまるで遠くから聞こえているかのように、ぼんやりとしか聞こえてこない。
きっとそれは、僕の心が有紗さんの言葉を受け入れる事を拒否しているからだ。
どうして怒っているんだろうと言うよりは、どうして『この人』に怒られないといけないのだろうって言ったほうがしっくりくる。
「意味があるも何も、ここはあなたの職場でしょう?!」
「さっきから黙ってばっかりで、ようやく口を開いたと思ったら『ここにいる意味があるのかな』ですって?!」
「ふざけるのもいい加減にしなさいよ!」
有紗さんは、僕を睨み付けながら次々と責め立てるような言葉を浴びせかけてきた。
……どうして、この人はこんなに怒っているんだろう。
目の前で怒られているはずなのに、有紗さんの言葉はまるで遠くから聞こえているかのように、ぼんやりとしか聞こえてこない。
きっとそれは、僕の心が有紗さんの言葉を受け入れる事を拒否しているからだ。
どうして怒っているんだろうと言うよりは、どうして『この人』に怒られないといけないのだろうって言ったほうがしっくりくる。