狂った彼に花束を
「次に逃げたら、足枷でも付けるよ?」

いや…部活があるの…私、部長なのに…!

頭ではいくらでも反論できる言葉は出てくるのに声に出ない。

悔しさから、じわりと涙が浮かんだ。

「私は…行かなきゃいけないの…」

部長が行かないなんて許されるわけない。、
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