狂った彼に花束を
「なんにせよ、花音は聞き分けが悪い子だから躾をしないとね。」

そういった彼の目は喜びに満ち溢れていた。

ガチャン!
気がつけば両手にはめられた手錠。

「な、なに…これ…」
青ざめた表情の私にはお構い無しに、彼はデスクの方に戻り、黒い帯を取り出し、私の目を隠した。
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