狂った彼に花束を
「俺の力なら警察なんかどうにでもできる。そういう甘い考えじゃ逃げ出せないね?」

「そんなわけないっ!警察は…国の…」

男の勢いに押されて口ごもってしまう。

「そんなの関係ないよ。俺は花音の戸籍だって削除することが出来るんだよ?」

う、うそ…でしょ…。

そんなの相手にどうしろってのよ…
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