狂った彼に花束を
「でも、俺の前で俺以外の男の名前を口にするなんてね…今日は鞭をうちだけにしようと思ってたけど、気が変わった…」

男はそう言うと、部屋の電気を消し、真っ暗にした。

「いやっ!暗いのはいやっ!」

「花音は真っ暗が苦手だもんね。いい反省になるよ。」

男はそう言って、部屋から出ていってしまった。
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