私、それでもあなたが好きなんです!~悩みの種は好きな人~
見れば見るほど花岡に似ている。本当に瓜二つだ。違うのは髪型くらいか。
俺は彼女とふたりで話がしたくて、用心棒のように部屋の隅に立っている水谷に席を外してもらった。
まずは、彼女の緊張を解さなければ、話せることも話せなくなると思い、世間話も含めて、それとなく色々こちらから質問してみた。すると、彼女には一卵性の双子の妹がいるとポツリと言った。
やっぱり、水谷が言ってたように花岡とは姉妹だったのか――。
なにかの間違い。ということも頭にちらついていたが、水谷の話はどうやら本当のようだ。
どうりでそっくりなはずだ、そして、花岡里美が今、うちのレストランカフェで働いていると言うと、彼女は食いつくように目を見開いて言った。
「里美を……里美をご存じなんですか!?」
彼女は信じられない、と言ったふうに声を震わせて涙をぐっと堪えていた。聞くと、四歳から花岡とは生き別れになっていて、居場所がわかれば今すぐにでも会いたい。そう言ってくるのかと思えば、かなり複雑な過去があるようで、「自分のことを恨んでいるかもしれないから……」と再会を躊躇しているようだった。
この様子だと、彼女もスフラについて調べ上げ、生き別れになった妹に会わせて欲しい、というのが面会の目的ではなさそうだった。
俺は彼女とふたりで話がしたくて、用心棒のように部屋の隅に立っている水谷に席を外してもらった。
まずは、彼女の緊張を解さなければ、話せることも話せなくなると思い、世間話も含めて、それとなく色々こちらから質問してみた。すると、彼女には一卵性の双子の妹がいるとポツリと言った。
やっぱり、水谷が言ってたように花岡とは姉妹だったのか――。
なにかの間違い。ということも頭にちらついていたが、水谷の話はどうやら本当のようだ。
どうりでそっくりなはずだ、そして、花岡里美が今、うちのレストランカフェで働いていると言うと、彼女は食いつくように目を見開いて言った。
「里美を……里美をご存じなんですか!?」
彼女は信じられない、と言ったふうに声を震わせて涙をぐっと堪えていた。聞くと、四歳から花岡とは生き別れになっていて、居場所がわかれば今すぐにでも会いたい。そう言ってくるのかと思えば、かなり複雑な過去があるようで、「自分のことを恨んでいるかもしれないから……」と再会を躊躇しているようだった。
この様子だと、彼女もスフラについて調べ上げ、生き別れになった妹に会わせて欲しい、というのが面会の目的ではなさそうだった。