Blizzard Love
「あ、待てよ。鍵開けるから。」
「うん。」
カバンの中からモタモタと鍵を取り出して扉を開ける。
部屋の中は外よりは若干暖かいくらいで、外と変わらない寒さだ。
「あ、すぐに暖かくするから、ま、座れよ。」
ユキはいつのまにかブーツを脱いで、もうすでに居間に上がっている。
・・
こいつには、男の部屋に上がるってことに抵抗はない、のか?
「いいよ、ヒーターとか。暖かいの好きじゃないから。」
「けど、お前真っ青じゃん。」
「基本的に体があったかくなる、とかないから。青くても寒くはないよ。気にしないで。」
・・・
それ、雪女の設定か?
いつまで続ける気なんだ・・
それとも・・
ちょっと痛いやつなのか?
「なんか飲むか?」
「うん。」
カバンの中からモタモタと鍵を取り出して扉を開ける。
部屋の中は外よりは若干暖かいくらいで、外と変わらない寒さだ。
「あ、すぐに暖かくするから、ま、座れよ。」
ユキはいつのまにかブーツを脱いで、もうすでに居間に上がっている。
・・
こいつには、男の部屋に上がるってことに抵抗はない、のか?
「いいよ、ヒーターとか。暖かいの好きじゃないから。」
「けど、お前真っ青じゃん。」
「基本的に体があったかくなる、とかないから。青くても寒くはないよ。気にしないで。」
・・・
それ、雪女の設定か?
いつまで続ける気なんだ・・
それとも・・
ちょっと痛いやつなのか?
「なんか飲むか?」