イジワル外科医の熱愛ロマンス
「でも今、雫がやっと俺のものになってくれる。この嬉しさ、半端ない」

「っ……」


強く求められているのがひしひしと伝わってくる言葉に、胸がきゅんと締めつけられた。
彼が私に言ってくれた『狂おしいほど求める』大人の恋を、彼の身を以て示してもらえた気がして、私の鼓動は限界を超えて高鳴る。


「雫……」


祐が目線を上げて、私の瞳をまっすぐ見つめた。
目の下をほんのり赤く染めた祐からは、強烈な男の色香が匂い立ち、私はゾクッと背筋を震わせる。


ちょっと性急に唇を塞がれ、私は一瞬息を止めた。
それに気付いた祐が、唇の先で吐息交じりの苦笑を漏らす。


「バカ。ちゃんと呼吸しろ」


余裕がないなんて嘘みたいに、彼は強気にそう言い放つ。


「だ、だってっ……う、んっ……」


無茶言わないで!と反論しかけた声は、もっと深く甘いキスにのみ込まれ、まともな言葉にはならずに消え入った。


「ふ、んっ……あ、ふあっ……」


口内にねじ込まれた彼の舌が、私を追い求めてくる。
なんとか必死にキスに応えようとした私の口からは、自分でも信じられないくらい淫らな喘ぎ声が零れるだけ。
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