虹色キャンバス
「あ、…ごめん。お前の前じゃ、山崎は禁句だな」


「別にいいよ。気つかうなよ」


3学期の終業式以来、

僕は山崎に会っていない。

別に意識していたわけじゃないけど、

なんとなく会わないでいた。


学校は広いから、そうそう美術科の教師たちに会うこともなかった。


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