虹色キャンバス
その後も二人は楽しそうに会話を続けた。

僕は二人に関心がないふりをして

デッサンの準備を始めた。


イーゼルの向きを調整していると、

「香坂先生だ」

後ろから声がした。


彫刻科の教師、香坂がアトリエに入ってきた。

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