虹色キャンバス
「髪は結わいたほうがいいな」

「はい」


持っていたゴム輪で手際よくポニーテールにする。

山崎に指示され身体の向きを決めていく。

そしてポーズが決まったとき、彼女がこちらを見た。


彼女と目が合い、僕はドキっとした。

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