虹色キャンバス
初めて真木と二人きりになれたのに何を話していいのか分からない。


緊張感いっぱいで、手のひらには汗がにじんでいた。


僕が話しかけようとしていることは真木にも伝わっていた。


彼女の困った表情がそれを物語っていた。


そうだ、メアドの交換を言おう


そう思って顔を上げたとき


「野地君って、面白いよね」

と、真木がつぶやいた。

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