【完】俺がずっと、そばにいる。
「はぁ、キュンキュンしたー!楽しかったね~」
映画を見終えた後は、りっくんと一緒に同じショッピングモールの中のレストランでランチ。
私は興奮がおさまらなくて、先ほど見た映画の感想を一人でずっとペラペラと語っていた。
その話を、呆れたように笑いながらも、じっと聞いてくれるりっくん。
「あとね、あの教室でのキスシーン!あれ漫画にも出てきたシーンなんだけど、実写で見るとまたヤバいね!めちゃくちゃドキドキした~!」
「あぁ、お前大興奮してたもんな。俺見てて恥ずかしかったわ」
「ふふ。あの恥ずかしくなるくらいの甘さがいいんだよ~」
「……へぇ。女子ってみんなああいうことされたいもんなの?」
「うん。ちょっと憧れるよね」
思わず両頬に手を当てて、またさっきのシーンを思い出しながらニヤける私。
「ふふふ。また漫画読み返したくなってきちゃった~」