記憶を失くした総長
麗華side

おはようございます。
朝です。
学校へ行く準備のお時間です。

一応、華として初登校です。
熱は見事に下がりました(それでも37,3)。
今日も元気に頑張っていこー。
と言いつつも、歩きたくない…。

怠惰だね。

なので
プルルルルッ
山「おはようございます。お嬢。」
『おはよう!
申し訳ないんだけど、学校まで送ってくれる??』
山「任せてください。瑠生さんはどうしますか?」
『……兄さんとも一緒に行く!』
山「…わかりました。」

何故か残念そうに聞こえるのは気のせい?

『あ、もうご飯食べた?作るよー。』
山「今すぐに向かいます。」

よし。
兄さんを呼んだらご飯作ろ。
プルルルッ

『ご飯食べる??』
「…うん。」

眠そうな兄さんに話すことはそんななかった。
準備して来るから10分くらいかな?
朝ごはん……、ホットケーキでいいか。



あっという間に…
ホットケーキ、ソーセージ、スクランブルエッグ、サラダ、ミネストローネの完成。
山田さんはブラックコーヒーで、瑠生にぃはミルクティー激甘。
ちゃんと豆、茶葉共に良いものを。
って言うか、ホットケーキ作りすぎた…。
タッパに入れて保存しよ。
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