記憶を失くした総長
インターフォンが鳴った。
兄さんかな?
思った以上に準備が早かったね。
『いらっしゃー…。』
えっ…桜哉?
桜「ご飯を…恵んで…くれ。」
えっ、なに。
あ、作りすぎたホットケーキがあるじゃん。
『これあげる。早く帰って。』
1キロタッパーに入れたホットケーキを手渡し、すぐに部屋から追い出した。
しばらくして…
こんどは兄さんと山田さんが来た。
『…今度は、2人か。』
ほっと息をつく。
首を傾げた2人を部屋に入れ2人がご飯を食べてる間に着替えを済ます。
昨日も着た黒のセーラー服。
髪はウィッグをつけないからストレートに。
結ぶためのゴムを2つ左手に付けて、目の色を誤魔化すための昨日も使ったカラコンを着用。
準備万端!
2人が食べ終わったことだし、学校に行こう!
学校です。
正しくは学校の校門です…。
人が集まって通れなくて、もう10分はこんな感じ。
兄さんが遅刻していく理由がわかったよ。
『しょうがないからもう外に出よ?』
瑠「日陰がないからだめ。」
『兄さんは過保護過ぎ。大丈夫大丈夫。
あとこの姿だと、華です。』
昨日30分くらい寝てても大丈夫だったし、うん、問題ない!
瑠「…じゃあ、俺が先に出るから。」
え、ちょっ、この集団って兄さんに集まってるから…!
って言いたかった…。
兄さんかな?
思った以上に準備が早かったね。
『いらっしゃー…。』
えっ…桜哉?
桜「ご飯を…恵んで…くれ。」
えっ、なに。
あ、作りすぎたホットケーキがあるじゃん。
『これあげる。早く帰って。』
1キロタッパーに入れたホットケーキを手渡し、すぐに部屋から追い出した。
しばらくして…
こんどは兄さんと山田さんが来た。
『…今度は、2人か。』
ほっと息をつく。
首を傾げた2人を部屋に入れ2人がご飯を食べてる間に着替えを済ます。
昨日も着た黒のセーラー服。
髪はウィッグをつけないからストレートに。
結ぶためのゴムを2つ左手に付けて、目の色を誤魔化すための昨日も使ったカラコンを着用。
準備万端!
2人が食べ終わったことだし、学校に行こう!
学校です。
正しくは学校の校門です…。
人が集まって通れなくて、もう10分はこんな感じ。
兄さんが遅刻していく理由がわかったよ。
『しょうがないからもう外に出よ?』
瑠「日陰がないからだめ。」
『兄さんは過保護過ぎ。大丈夫大丈夫。
あとこの姿だと、華です。』
昨日30分くらい寝てても大丈夫だったし、うん、問題ない!
瑠「…じゃあ、俺が先に出るから。」
え、ちょっ、この集団って兄さんに集まってるから…!
って言いたかった…。