記憶を失くした総長

あら、瑞希ちゃん。

瑞「……華ちゃんのこの髪って地毛？？」
『そうだよ。』
瑞「へぇ〜。顔も玲くんにそっくりー！」

まぁ、同一人物だし。
髪を引っ張られたのは気のせい？

瑞「…おかしなこと聞くけど華ちゃんって病気持ってたりする？？」
『んん？』

…なんで？？

瑞「……顔色悪いけどだいじょーぶ？？持病なら帰った方がいいんじゃない？？」

玲の時と違ってトゲトゲしているような…。

『そんなことないけd「「…大丈夫！？」」

成輝、大和。
拓くんに事情聞いて急いでかけつけてくれたみたい。

『大丈夫大丈夫。なんともないけど。』

お2人、一応学校では初めて会ったことになってるんだけど。

瑞「…2人とも、華ちゃんと仲いいんだね？……私は瑞希！私とも仲良くして欲しいなぁ？」

ほら、疑われてるじゃん！
初対面、初対面なのに！

成「……ちょっと華ちゃん借りるね？」

集団から私の腕を引き抜けさせる成輝。

＿＿＿それじゃ意味ないって！！

そのまま空き教室連れていかれた。

人が違うだけで昨日と一緒じゃん。