広がる翼
美玖「あ、話っていうのはね…日向には高校に行ってもらいます!」

日向『はあああああああああ?!』

美玖「だって、行ってた高校担任殴って退学したじゃない」

日向『だからってなんで今更…』

美玖「い・く・わ・よ・ね?(黒笑)」

日向『いや、行くけども何で今更か聞きたいんだけど…』

美玖「はい、これ高校の制服と、変装道具。明日から行ってね!」

日向『あ、そこは教えてくんないんっすね。了解でーす。』

美玖「高校は、優輔と同じところだから。」

日向『優兄と同じところって…男子校じゃなかったっけ?優兄が通ってる高校って。』

美玖「そーよ?だからさっきちゃんと渡したじゃない、変装道具。」

日向『あ、あれそーゆー意味だったの?!』

美玖「うん。」

日向『いや、うんじゃねーし。何女を男子校へ行かそうとしてんだよ。』

美玖「(…そこは娘って言ってくれないのね。)いいじゃない!こんな機会滅多にないわよ!」

日向『そんないっぱいあってたまるかっ!もーいーや、とりあえず、明日からね。』
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