15歳、今この瞬間を
「なに、いきなり」
あたしは、あくまでもポーカーフェイスを続けた。
「だってさっき言おうとして、まっすーに止められてたから」
「"まっすー"?」
「あぁ、担任。増田だから、まっすー。リョウがつけたあだ名なんだ」
「"リョウ"?」
あたしはまだ、知らないことだらけだ。
「そっか、まだみんなのこと知らないんだったよな。オレは佐久田"あきら"。リョウは…そこの窓際のヤツなんだけど、後で教えてやるよ」
「…」
窓際の席に座ってる男子なんて何人もいるじゃんーーーそんな突っ込みを、心の中で入れていた。
てか朗って名前、あきらって読むんだ。
ロウだなんてそのまま読んでしまった自分の学力のなさを、改めて実感したのだった。
休み時間になると、女子たちはグループごとに集まっていた。
どの学校どのクラスでも見るその光景に、嫌気がさす。
何で女子はすぐに群れたがるんだ。
あたしは、あくまでもポーカーフェイスを続けた。
「だってさっき言おうとして、まっすーに止められてたから」
「"まっすー"?」
「あぁ、担任。増田だから、まっすー。リョウがつけたあだ名なんだ」
「"リョウ"?」
あたしはまだ、知らないことだらけだ。
「そっか、まだみんなのこと知らないんだったよな。オレは佐久田"あきら"。リョウは…そこの窓際のヤツなんだけど、後で教えてやるよ」
「…」
窓際の席に座ってる男子なんて何人もいるじゃんーーーそんな突っ込みを、心の中で入れていた。
てか朗って名前、あきらって読むんだ。
ロウだなんてそのまま読んでしまった自分の学力のなさを、改めて実感したのだった。
休み時間になると、女子たちはグループごとに集まっていた。
どの学校どのクラスでも見るその光景に、嫌気がさす。
何で女子はすぐに群れたがるんだ。