彼氏はイケメンマフィア
その後、約一時間、少女は処置室から出てこなかった。


代わりに、看護師とみられる白衣姿の女たちがあわただしく部屋を出入りしていた。


すると、唐突に処置室の扉が開き、中から南龍が出てきた。


「容体はどうだ?」


「女を道具としか思っていなかったお前が、少女一人にこんなにも一生懸命な姿を見せるなんて俺は感無量だ。」


南龍は目頭を押さえ泣くふりをする。


「そんな事はどうでもいい。あいつの容体を聞いてるんだ。」

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