片想い
バイトではあの人との距離を一気に縮めることができた

きっかけは親睦会だった

海の家が閉店してそのまま親睦会としてバーベキューが開始された
その時、花火をすることになったため、買い出しに行くことになった

私以外のほとんどの人はお酒を飲んでおり、出来上がってしまっていたため、私は一人で近くのコンビニへ行くことにした

歩き出すと後ろから走ってくる足音が聞こえてきたので振り返ると彼が走ってきて
横に並び、
「一緒に行こ」
と笑いかけてくれた


私の心は大きな音をたてた



はじめは緊張により
少しぎこちなかったと思う

彼はそれをわかっているかのように
いろんな話をしてくれて自然と私は
緊張が解けていた












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