千秋先輩。その鈍感、本気ですか?
そうこうしてる内にいよいよ文化祭前日になった。
「あや~お待たせ!衣装完成したよ!」

お姉ちゃんが笑顔で豪勢な衣装を持ってきた。

「えええ!?すごい!こんなキラキラしたビーズとか丸くて小さいのによくつけれたね・・・!私絶対無理だから助かった!ほんとにありがとう!」


「…いよいよだね、文化祭」


「……お姉ちゃん?」


「…私もね、明日の文化祭でいろいろけじめつけようと思って。だからあやも頑張るんだよ!!」


「ありがとう!!」
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