何度でも、愛を叫ぶ。


「はい、いますよ。」


「そうか。じゃ、頑張ってって伝えといてくれる?」


お客様は、伊藤くんのお兄さんだった。


「はい、伝えときますね。」


そう言い残し、私はレジで待つお客様の対応をしようとした。


が、先に入ったのは1つ上の先輩だった。


「この忙しいときに、知り合いだからって立ち話しないでくれる?迷惑。お客様待たせるなんて、あり得ないわ。」


「すみません。」


言いたいことはあったが、私は素直に謝って、再びバイトに集中することにした。


< 155 / 646 >

この作品をシェア

pagetop