何度でも、愛を叫ぶ。


「え…」


「そいつに、好きな奴が出来てさ。その時、言われたんだ。」


「これで、秘密の関係は終わり。それには、女避けの呪いを掛けたから、もう私は居なくても大丈夫でしょ?って。」


その言葉から察するに、奥さんが居たという風には見られない。


「もしかして、独身ですか?」


「うん、ずっと独身。これのせいでな。」


ピアスを触りながら、地区長は悲しく笑う。


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