何度でも、愛を叫ぶ。


きっと美夜さんは、これからも罪悪感に苛まれると思う。


でも、それほどの事をした。


和翔くんを、心的に傷つけたこと。


私を、身体的に傷つけたこと。


簡単には、許すことはできない。


「そうだね。」


「…っ、」


「でも、私も逃げたの。駆くんの優しさと笑顔に甘えたの。」


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