何度でも、愛を叫ぶ。


「そうだな。早く、俺も会いたいよ。」


どこか、声は、暗くて。


喜んでいるようには、感じられなかった。


「…はあ、早く来週にならないかなー。」


「だな。」


ドイツに行って、駆くんに会うんだ。


あの人に、会うんだ。


あの場所に、行くんだ。


…私には、やり残したことが沢山あるんだから。


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