何度でも、愛を叫ぶ。


「ビターで、いい?」


「…!」


自分の食べたいものが私に伝わっていたのか、少し驚いた表情を見せる。


「ゆっくり話ててね。」


「おう。」


「じゃ、行ってきます。」


このとき、私は、想像もしていなかった。


この幸せが、脅かされることになることが着々と迫りつつあることを。


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