嵐を呼ぶ噂の学園① とんでもない学園に転校して来ちゃいました!編
「おはようございます!」
テスト期間が終わり、私は翌日から草むしりにゴミ拾いを再開した。
相変わらず生徒さんたちは挨拶してくれないけれど、先生方は怪訝そうに顔をしかめながらも挨拶を返してくれるようになった。
「おっ、と~!星名さんじゃない!朝からご苦労様」
声をかけてくれたのは、担任の小宮先生だった。
「おはようございます、小宮先生」
「最近、ここらへんがきれいになったなぁって思ってたの。まさか、星名さんだったとは…」
てへへ…。
そうなんですよぉ。
私がやったのよ~♪
誉められて上機嫌になった私は、恐らく体をくねくねさせていたと思う。
だって先生…困ってたから。
これ、クセなんだよねぇ。
初めて見る人には理解出来ない動き。
引かれるのも当然だよ。
「そ、そういえば…」
小宮先生は真っ赤なバッグから、何やら怪しい紙切れを取り出し、私に差し出した。
「これ、出てみたらどうかなって思って」
受け取り、紙切れに目を通すと、そこには予想だにしなかった文字が並んでいた。
“生徒会総選挙 応募用紙”
テスト期間が終わり、私は翌日から草むしりにゴミ拾いを再開した。
相変わらず生徒さんたちは挨拶してくれないけれど、先生方は怪訝そうに顔をしかめながらも挨拶を返してくれるようになった。
「おっ、と~!星名さんじゃない!朝からご苦労様」
声をかけてくれたのは、担任の小宮先生だった。
「おはようございます、小宮先生」
「最近、ここらへんがきれいになったなぁって思ってたの。まさか、星名さんだったとは…」
てへへ…。
そうなんですよぉ。
私がやったのよ~♪
誉められて上機嫌になった私は、恐らく体をくねくねさせていたと思う。
だって先生…困ってたから。
これ、クセなんだよねぇ。
初めて見る人には理解出来ない動き。
引かれるのも当然だよ。
「そ、そういえば…」
小宮先生は真っ赤なバッグから、何やら怪しい紙切れを取り出し、私に差し出した。
「これ、出てみたらどうかなって思って」
受け取り、紙切れに目を通すと、そこには予想だにしなかった文字が並んでいた。
“生徒会総選挙 応募用紙”